Airbnbをホスト運営していると
トラブルを経験することもあるでしょう。
ホスト側の問題であることもあれば…
ゲスト側の問題であることもあります。
実際は、トラブルのほとんどが
ちょっとした工夫で事前回避できたりします。
トラブルって面倒だし疲れるし
出来る限り避けたいですよね。
今回は実際にホストが経験した
”ホストあるあるトラブル10選”
に加え回避法もまとめてみました。
Airbnbホストを検討している方必見です!!
Airbnbホストが経験した危険なトラブル
Airbnbホストが経験するトラブルは
大きく分けて2つあります。それは
「危険なトラブル」と
「危険じゃないトラブル」です。
まずは危険はトラブルから。
①ゲストが無断で合鍵を作った
かなり稀なケースではありますが
ゲストが無断で合鍵を作るって
怖すぎますよね。。。
その多くは窃盗や空き巣など悪用目的です。
中には他の女性ゲスト狙いだったり。
女性ゲストが滞在中に、
鍵を開けようとした男性がいたと
ホストが連絡を受けて発覚したことも…。
チェーンをかけていたので
難は逃れましたが恐ろしい(-_-)
これは簡単に合い鍵を作られないような、セキュリティシステムにしておくことで回避できます。
街中で5分もあれば合鍵が作れてしまう鍵ではなく、カードキーを導入する等。
他のゲストにとっても安心要素なので、結果的に稼働率アップにも繋がります。
②ゲストから口説かれた
女性ホストが男性ゲストから口説かれるトラブル。
ホスト滞在型のAirbnbにおいて
女性ホストが男性ゲストも受けいれる場合に
起こりうるケースと言えます。
ホスト不在型の丸々貸切タイプでも
鍵の受け渡し時に会った際や
ホストのプロフィール写真を見て
メッセージを通して口説いてくるケースも…。
ホストとしては、あくまでもゲストだし
きつく言えないこともあるのが悩みの種。
回避法としては、ホスト側も慎重にゲスト選びをすることが大切です。
・鍵をポストなどに置いて対面で会わないようにする。
・ゲスト選定を慎重にする(ホストが女性なら「女性専用」にするなど)
・ゲストのプロフィール(ID認証・レビュー内容)も事前にしっかり確認する。
・少しでもトラブルの匂いを感じたら予約を断る勇気をもつ。
・「今すぐ予約機能」は、女性ホストはOFFにしてなるべくトラブルを回避する。
通常、Airbnbの予約はホストがゲストを承認することにより、予約へと進むことができます。
ですが「今すぐ予約」機能をONにすると、カレンダーの全予約可能日に「今すぐ予約」が適用され、要件を満たしたゲストは予約と同時に予約確定となるシステムです。
ゲストは検索フィルターで「今すぐ予約」物件だけに絞って検索できたりもします。
稼働率があがる、手間が減る、注目度アップ、検索順位アップ、スーパーホストのステータスに近づくというメリットもある反面、「誰でもウェルカム」状態になるので、危険な一面も。
女性ホストの場合「今すぐ予約」機能はOFFにしておくことをお勧めします。
Airbnbホストが経験した危険じゃないトラブル
では次に危険じゃないトラブルです。
③ゲストが道に迷って辿りつけない
予約後、物件の住所がゲストにシェアされますが、
慣れない土地で道に迷って辿り着けないゲストも。
ホストもその対応に追われ
ようやく会えた時にはぐったりなんてことも。
・事前にアクセスガイド(日本語/英語版)を用意しておく。
・Google MapのURLを記載して送ってあげる。
メッセージのやり取りの中で、データも添付できるので、事前にアクセスガイドを作成し、PDF化したものなどを送ってあげると親切だし、画像付きだと道に迷うケースは激減します。
また今やスマホでGoogle Mapを見ながら旅するのは常識なので、URLを送ってあげると喜ばれると思います。
④チェックイン時間の変更があり対応できなかった
これはホスト不在型Airbnbにおいて
ホストがゲストに直接鍵を引き渡すケースで起こります。
ゲストの到着フライトが遅れて
予定時刻に到着できなかったなど
誰も悪くないケースも多いです。
・代替として鍵をポストなどに入れて受け渡す案内も作っておく。
ホストにも予定があるので、例えば「15:00~17:00までの到着であれば直接。それ以降は予定があるので、ポストからお願いします。」
などあらかじめ案内しておくことで、ゲストも納得してくれトラブルが回避できます。
⑤ハウスルールがしっかり伝わっていなかった
例①
ゴミ捨て日でない日にマンションのゴミ捨て場に
大量のゴミが破棄されていた。
例②
喫煙NGとしていたのに、
ベランダで喫煙され、吸い殻が落ちていた。
例③
パーティーNGとしていたのにお部屋で騒がれ、
近隣住民を巻き込む騒音トラブルとなった。
・ハウスルールを滞在先のゲストルームでも確認できるようハウスマニュアル(日本語/英語版)を用意し、ゲストの目につくところに置いておく。
・滞在前にリマインドメールで念を押す。
ホスト側が自由に決められるハウスルールを、ゲストが了承することで、初めて予約ができるのがAirbnbのシステム。
ですがゲストも全て覚えているとは限らないですし、ゲストに悪気があってのことではなかったり、認識違いであることも。
ホスト側がなるべく事前に回避するには、やはり「ゲストにしっかり伝える」ということが大切です。
滞在前にリマインドメールをし、滞在中も目のつくところに置いてあげると親切です。
イラストや画像付きだとなおベター!!
⑥家電製品の使い方を聞かれ、毎回対応に追われた
海外とは使用方法が異なる家電製品は
訪日外国人ゲストにとっては謎だらけ。
分からないことを聞くのは当たり前ですよね。
ですがホストも毎回聞かれ
その対応に追われヘトヘトになった人も…。
・家電の使い方をまとめたハウスマニュアル(日本語/英語版)も用意しておく。
これをしてあげるととても親切ですよね。家電製品の取説の多くは、英語版での使用方法が記載されているので、コピペでOK!!画像付きだとなおベタ―!!
⑦Wifi速度が遅いとキレられた
Wifi速度が遅いとキレられるケースも。
Wifi付物件だったのに
Wifiが使いものにならないくらい遅い…。
実は私もゲストとしてAirbnbを
利用した際に経験あります。
Wifiに速度制限がかかっていると
こういうことになってしまう。
これゲストとしては結構辛いです。
レビューの低評価にも関わるし
ホストとしては制限なしのWifiを用意したいところです。
民泊専用のWifi会社から民泊専用モバイルWifiルーターを契約するのがおすすめ。
ベテランホストの多くが利用している「民泊wifi」がおすすめです。
・月間通信制限なし
・契約期間しばりなし
・端末代金なし
と良いとこどり。
通常月々3980円ですが、期間限定で2480円で契約できることもあります。
⑧予約人数以上のゲストが泊まっていた
ホスト不在型Airbnbで起こった出来事。
予約は2名と聞いていたのに、
近くに住んでいたホストが
ゲストとたまたま外ですれ違った際に
5人ずらずらとでてきたケース。
日本の友達かとも思ったけれど
チェックアウト後にベッドや布団が
5セット分ぐちゃぐちゃで明らかに
泊まっていた様子が確認されたケース。
・入口に録音機能がついた防犯カメラを設置する。
・ハウルスールに「定められた人数以上の宿泊があった場合は、料金をいただく」と加え念を押す。
なかなか証拠がないとホストも請求は難しいですよね。回避方法として”録音機能がついた防犯カメラの設置”がおすすめです。
防犯カメラがついていないマンションなどでも、数万円で購入して、自分の玄関のドアに設置することは可能です。安いと1万くらいのものも。
またゲストに予め、ハウスルールとして定めておいた方が確実です。
▼こちらは1万円ちょっとで購入できます。
▼玄関ドアに簡単に取り付けるタイプだと
こういったカメラが人気です。
Panasonic ワイヤレスドアモニター ドアモニ ブラウン ワイヤレスドアカメラ+モニター親機 各1台セット VL-SDM310-T
⑨家の設備が破損した(使い方を知らない)
使い方を知らないゲストが
ホスト宅の設備を誤った方法で
使用したことにより
壊れるケースもあります。
・設備の使い方をまとめたハウスマニュアル(日本語/英語版)を用意しておく。
家電製品と同様の対応で防げます。
ですが中には高価なものもあったり…。
そんな場合は「Airbnb保証制度」が利用できます。
万一の破損があった場合、Airbnbホストの全財物に
最大1億円までの補償が適用されるというもの。
ホスト負担の保険料なしで毎回適用されるので安心!!
こちらはゲストが破損したい際に適用なので
家主や借家人の保険の代用には使えません。
▼以下、適用例を抜粋します。
適用対象国に滞在中、ゲストがうっかりトイレを破損。バスルームに水が溢れかえり、アパート隣室の居間まで水浸しとなり、隣の入居者/家主にホストが損害賠償を求められてしまった。
→この場合、バスルームはホストの所有物ですのでホストが被害者。被害は「ホスト保証」でカバーされます。
現金および有価証券、ペット、対人賠償、
シェアまたは共用エリアなどは対象外。
貴金属、芸術品、収集品などの財物は
補償範囲が限られているので
高価なものは金庫保管などで自己管理しましょう。
⑩お部屋の物がなくなる紛失トラブル
お部屋のものがなくなるトラブル…。
実際にゲストが持って行ったしまったものは
小物、食器、バスタオル、スリッパ
ドライヤーなど…。
残念ながらこのトラブルについては
明確な回避法は難しいです。。。
ですが…
・あまり高価なものは使用しない。
・ドライヤーなど固定できるものは固定する。
といったできる範囲での回避法を、試してみる価値はあります。
どうしようもできない時の対策として
これまで10タイプのトラブルをシェアしました。
事前に対策を試していたにも関わらず
それでもやっぱりトラブルに遭遇することも。
そんな時は1人で解決しようとしないで
Airbnbのヘルプセンターを活用しましょう。
Airbnbお問い合わせページから直接
「電話」「メール」「チャット」
での相談が可能です。
Airbnbの本社はアメリカのサンフランシスコ
ですがAirbnb Japan株式会社が東京の渋谷区にあります。
ホスト登録すると連絡先が確認できます。
電話は営業時間内であれば日本語対応です。
ホスト登録はこちらからできます。
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Airbnbの「セットアッププラン」を利用するのも1つのアイディア
先程何度かでてきた「アクセスガイド」と
「ハウスマニュアル」ですが
・英語での作成はちょっと面倒
・細かい作業をしている時間がない
という人のためにホスト登録した
ホスト向けに「セットアッププラン」という
サービスをAirbnbが有料で提供しています。
▼サービス内容は様々。
▼料金プランは以下3種類。
▼6000円追加すると中国語への
翻訳もお願いできます。
実際のやアクセスガイドや
ハウスマニュアルはこんなかんじです。
▼アクセスガイド
▼ハウスマニュアル
初期費用と割り切ってプロにお願いすのはアリかも。
ホスト登録はこちらからできます。
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Airbnbトラブルまとめ
いかがでしたか。
ホストが遭遇するトラブルは
危険なトラブルと危険じゃないトラブル
と2タイプに大きく分かれました。
もう一度まとめてみます。
【危険なトラブル】
①ゲストが無断で合鍵を作った
②ゲストから口説かれた
【危険じゃないトラブル】
③ゲストが道に迷って辿りつけない
④チェックイン時間の変更があり対応できなかった
⑤ハウルルールがしっかり伝わっていなかった
⑥家電製品の使い方を聞かれ、毎回対応に追われた
⑦Wifi速度が遅いとキレられた
⑧予約人数以上のゲストが泊まっていた
⑨家の設備が破損した(使い方を知らない)
⑩お部屋の物がなくなる紛失トラブル
これらトラブルのほとんどが
事前回避できるものなので
回避法もご紹介しました。
残念ながら、なかには回避しずらい
トラブルもありました。
100%パーフェクトとはいかないけれど
ゲストもホストもお互いが気持ちよく
快適なAirbnb体験ができるよう
トラブルを最小限に抑えることは
十分に可能であると感じました(^-^)
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