専門家が「今が買い時」といっても、数分後には自然災害でまったく違う値動きをする可能性もあります。そんな不安が残るなか、より自信を持って取引できる方法はあります。
当記事ではそんな戦略を3つピックアップしました。
柔軟に対応できる取引戦略:
- テクニカル分析
- ファンダメンタル分析
- 金額を設定
いずれも取引するうえで重要な戦略になります。ぜひ当記事を参考に、取引戦略を最大限に活かして、収益を上げましょう。
1. ファンダメンタル分析を利用
経済状況や社会情勢など、外的要因から値動きを分析する方法です。失業率やGDPなどを見て、会社や国の状態を見て判断します。
例えばリーマン・ショックが起きたとき、アメリカの失業率は上がり、GDPは下がりました。ただしその後に失業率が下がり、GDPが上がれば、買い時または売り時であることが分かるわけです。
2. テクニカル分析を利用
テクニカル分析はパターンから、次の値動きを予測する分析方法です。物事には決まったパターンがあります。例えば以下のとおりです。
例:
- 値下がりしてから2ヶ月間は値下がりが続く
- ずっと細かく上下しているので、次も細かく上下する
- 2年に1回、大幅に値上がりする傾向にある
これらのパターンに根拠はありませんが、少なからずパターンに沿って売買すれば、市場が混乱してもある程度、金額を把握できます。
FXツールを使っているなら、モメンタム インジケーターを使用するのもオススメです。
ファンダメンタル分析で不測の事態を確認しつつ、テクニカル分析でパターンを読み解きまづ。
3. 損切りや投資額などの数字を事前に決める
ただし、どれだけ分析して確認しても、不測の事態が起こることもあるでしょう。そんなときのために、投資・取引に使う金額をすべて決めてください。
決めたほうがよい金額:
- 1回の取引で使用する金額
- 負けてもよい最大額
- 損切りライン
- 値上がりしたときの売るライン など
決めることによって損失を最小限にとどめ、収益を最大限に獲得できます。
3つの方法で柔軟に取引しよう
いずれも投資・取引するなら覚えておきたいベーシックな戦略です。言うのは簡単ですが、実際に分析するのには時間がかかります。ぜひ分析のしかたを理解して、柔軟に対応できる力を身につけましょう。